きほん→しくみ図解→故障探し
きほん ・ 水
水の配管には、役目の違う弁(バルブ)がいくつも付いています。見た目は似ていても、何のために付いているかが違います。4つの弁を切り替えて、動きを確かめてみよう。
止水栓は器具ごとに水を止める、仕切弁は管の途中で道を開け閉めする、逆止弁は水を一方向にしか流さない、減圧弁は高すぎる水圧を下げて一定にする。
| 弁 | 何のため | よくある場所 |
|---|---|---|
| 止水栓 | 器具ごとに水を止める(修理や交換のとき) | トイレのタンク、洗面台の下、給湯器のそば |
| 仕切弁 | 管の途中で、道を開け閉めする。全開か全閉で使う | 系統の区切り、ポンプや機器の前後 |
| 逆止弁 | 水を一方向にだけ流し、逆に流れるのを防ぐ | ポンプの出口(止まったときの逆流を防ぐ) |
| 減圧弁 | 高すぎる水圧を下げて、出口を一定の圧にする | 水圧の高い所から、低い圧で使う所へ送る手前 |
修理の前に「どの弁を閉めれば、どこの水が止まるか」を知っておくのが、給水設備の基本です。器具1つなら止水栓、系統ごとなら仕切弁、と範囲が違います。
弁を閉めると、その先の水がすべて止まります。止める範囲(どこの部屋・器具が使えなくなるか)を確かめ、職場のルールに従って報告・周知してから操作します。閉めた弁を開けるときも、開け忘れや急に開けることがないようにします。
問1 トイレのタンクの中の部品を交換する。まず閉めるのは?
問2 ポンプが止まったとき、水が逆に流れて戻らないようにする弁は?
問3 減圧弁の役目は?
・弁の操作は、止める範囲を確かめ、職場のルールに従って報告してから行います。
・図は練習用に単純化した例です。弁の形・中のしくみ・呼び方は、製品や設備によって違います。
安全に関わる文(class="safety")は、?check のときだけ赤い点線の枠が付きます。