設備ジム設備管理の故障探し・しくみ図解・問題集

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きほん ・ 電気

電磁接触器とサーマル:モーターを入り切りして、守る

ポンプやファンのモーターは、大きな電気で回ります。それを入り切りするのが電磁接触器(MC)、モーターに無理がかかったときに止めて守るのがサーマルです。2つはセットで使われることが多い部品です。

こたえ

電磁接触器は、モーターの大きな電気を入り切りする大きなリレー。サーマルは、モーターに大きな電流が流れ続けると熱で働き、自分の b接点を開いて電磁接触器のコイルの電気を切り、モーターを止める。

触って確かめる

モーターの負担:
電磁接触器とサーマルの回路 上は操作回路。運転スイッチ、サーマルのb接点(95-96)、電磁接触器MCのコイルが一列に並ぶ。その下の段は、サーマルのa接点(97-98)で故障ランプを点ける。下は主回路で、3本の電線がMCの主接点とサーマルのヒーターを通ってモーターへつながる。 操作回路 運転スイッチ サーマル b接点 MC コイル サーマル a接点 故障ランプ 主回路(モーターへ) MC 主接点 サーマル モーター
モーター
サーマルの熱
故障ランプ

出てくる部品

押すと、図の中のその部品が光ります。

現場ではこう見える

盤の中で、電磁接触器とサーマルは上下に組み合わせて付いていることが多い部品です。サーマルが働くと、運転は止まり、故障ランプが点きます。

サーマルが働いて止まったら、すぐリセットせず、まず過負荷の原因(ポンプの詰まり、軸受の異常、運転電流、電圧低下や欠相など)を調べます。原因を残したままリセットすると、しばらくしてまた止まります。

電磁接触器の補助接点は、自分のコイルへの電気の道を作り続ける「自己保持」にも使われます(自己保持回路)。

3問チェック

問1 電磁接触器の「主接点」が入り切りするのは?

問2 サーマルが働く(トリップする)のは、どんなとき?

問3 サーマルが働いてポンプが止まった。最初にすることは?

次はこれ

さわる前に

・この図は練習用の例です。主回路はとくに電圧・電流が大きく危険です。盤の中の作業や測定は、資格と職場のルールの範囲で。

・リセットや運転の再開は、原因を調べて、報告してから、職場のルールに従って行います。