設備ジム設備管理の故障探し・しくみ図解・問題集

きほん→しくみ図解→故障探し

きほん ・ 電気

電気が流れる条件:「輪」にならないと流れない

ランプが点くとき、電気は電源から出て、ランプを通って、電源へ戻ってきます。この道がどこか1か所でも切れていると、電気は流れません。スイッチと線を操作して確かめてみよう。

こたえ

電源 → スイッチ → ランプ → 電源、と道が1周つながった「輪」になったときだけ、電気が流れる。1か所でも切れると、どこが切れても止まる。

触って確かめる

電源とスイッチとランプの回路 左に電源(電池)、上の線の途中にスイッチ、右にランプ、下の線で電源へ戻る。スイッチを入れて、下の線もつながっていると、輪が1周つながってランプが点く。 ここを外せる + - 電源 (電池) スイッチ ランプ

輪
電気
ランプ

図のスイッチや、下の線の「ここを外せる」を直接押しても切り替わります。

出てくる部品

押すと、図の中のその部品が光ります。

現場ではこう見える

盤の中の回路も、同じ「輪」です。電源の一方の線(図面では R など)から出て、押しボタンや接点を通り、表示灯やコイルを通って、もう一方の線(S など)へ戻ります。

どこか1か所でも開いている(切れている)と、その先には電気が届きません。だから故障探しでは、電源の側から順に「どこまで電気が来ているか」を測って、とぎれている場所を探します。

建物の電気は、電池と違って電圧が高く、触ると感電します。盤の中の測定は、資格と職場の決まりの範囲で行います。

3問チェック

問1 ランプが点くのはどれ?

問2 スイッチは入っているのに点かない。調べると線が1か所外れていた。外れていたのがランプの手前でも後ろでも、結果は?

問3 盤で、ある点では電気が来ていて、その次の点では来ていなかった。何がわかる?

次はこれ

さわる前に

・この図は、電池で考えた練習用の例です。建物の電気(コンセントや盤)は電圧が高く、触ると感電します。

・電池の電気は向きが一定(直流)、コンセントの電気は向きが入れ替わる(交流)という違いはありますが、「輪にならないと流れない」のはどちらも同じです。