設備ジム設備管理の故障探し・しくみ図解・問題集

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きほん ・ 水

水圧と圧力計:水を押す力は「高さ」で決まる

屋上の水槽から重力で水を配る建物では、水槽の水面と蛇口の高さの差が大きいほど、蛇口を押す水の力(水圧)が強くなります。階を選んで、圧力計の針がどう動くか確かめてみよう。

こたえ

水圧は、水面からの高さの差で決まる。下の階ほど高く、上の階ほど低い。高さ10mの差で、約0.1MPa(100kPa)。圧力計は「いつもの値」と比べて見る。

触って確かめる

蛇口の階:
屋上の水槽から各階の蛇口へ水を配る建物と、圧力計 左に3階建ての建物。屋上の水槽から下へ管が下り、各階の蛇口へ分かれる。右の圧力計は、選んだ階の蛇口の水圧を示す。水槽の水面と蛇口の高さの差が大きいほど、針が大きく振れる。 1階 2階 3階 屋上の水槽 高さの差 7m MPa 0.07 MPa 圧力計

出てくる部品

押すと、図の中のその部品が光ります。

現場ではこう見える

屋上の水槽から配る建物では、いちばん上の階は水面との高さの差が小さく、水圧が低くなりやすいのが特徴です。上の階から「水の出が悪い」と言われやすいのはこのためです。

ポンプで押して送る方式でも、圧力計の見方は同じです。数字そのものより、ふだんの値(いつもの値)を覚えておいて、それより高いか低いかで異常に気付きます。点検の記録に圧力を書くのはそのためです。

3問チェック

問1 屋上の水槽から配る建物で、水圧がいちばん高いのは?

問2 0.1MPa は何kPa?

問3 圧力計の「いつもの値」を覚えておくのは、なぜ?

次はこれ

さわる前に

・この図は練習用に単純化した例です。建物の高さ、水槽の位置、配る方式(水道の圧力で直接・ポンプで押す・屋上の水槽から)は、建物によって違います。

・図の圧力の数字は、高さの差だけから計算した目安です。管の長さや曲がり、使っている量でも変わります。